ログイン
MAGAZINE
INFORMATION
Dec. 04, 2020

フランス映画祭連動配信を実施 12/11はマスタークラスも!

ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)とフランス映画祭2020横浜との共同企画として、日本プレミア公開を含む、最新のフランス短編映画6作品を12月5日(土)~18日(金)の期間限定で特集配信いたします。

思春期目前の娘、揺れる父親心~『真西へ』(Plein Ouest) 

『真西へ』(Plein Ouest) 
監督:Alice Douard/フランス/17:00/コメディ/2019
9歳のマチルドは、バカンスの終わりを友人たちと海辺で楽しんでいる。すると、彼女の父親が、彼らのある遊びを曲解してしまう。

視聴ページはこちら

父と娘の別れの一日~『アデュー』(Un adieu) 

© Apaches Films

『アデュー』(Un adieu) 
監督:Mathilde Profit/フランス/24:00/ドラマ/2019
フランスの海岸沿いを走る一台の車には、パリの学校で新生活をスタートさせる娘と、彼女を送り届ける父が乗っている。娘はもうすぐ思春期、そして父親にも別れを告げることになる。最初でおそらく最後の2 人きりのドライブ。特別なことはないかのように振る舞う父娘に、別れのときが迫る。マティルド・プロフィの監督デビュー作。思春期の終わりにさしかかり、父親との関係が変わる時期に特有な感覚を、視線や沈黙、不器用な言葉を通して繊細に描き出す。

視聴ページはこちら

引き裂かれた恋人たちはいつまでも想い合う〜『音楽家』(Navozande, le musicien) 

『音楽家』(Navozande, le musicien) 
監督:Réza Riàhi/フランス/14:56/アニメーション/2020

1219年、ペルシャは、ジンギス・ハーン率いるモンゴル軍の残虐な襲撃に遭う。多くの民が殺され、または奴隷として拘束された。40年後、モンゴル軍は一帯を制圧、戦いはなくなり、ペルシャはモンゴルの支配下に落ちた。中には、人生を変えてしまった最初の襲撃の悲惨な記憶を忘れられないものもいる。
ある若い音楽家もまた、モンゴル軍の襲撃により恋人と引き離されてしまう。50年後、彼は演奏を国から命じられ、モンゴルのとある城へ出向くことに。そこで、強制労働を強いられていた生き別れの恋人と、再会するのだった。

視聴ページはこちら

自然の感触〜『岸部』(Rivages) 

『岸部』(Rivages) 
監督:Sophie Racine/フランス/8:21/アニメーション/2020

ある小さな島に嵐が来る。風が吹き、黒い雲が空を覆い、雷が鳴る。やがて、雨が止み雲間から光がさす。
波が寄せては引くようなリズムで、この作品は、刹那の瞬間や感触を捉えようとする。海辺で、自然の感触をゆっくりと発見するような作品。

視聴ページはこちら

戦争を語ること、知ることの難しさ〜『思い出たち』(Souvenir Souvenir) 

『思い出たち』(Souvenir Souvenir) 
監督:Bastien Dubois/フランス/15:10/アニメーション/2020

10年間、アルジェリア戦争のアニメ映画を作ろうとしている。戦争に行った祖父に、戦争の話をしてほしい、とずっと思っていた気がするけれど、今はもう話を聞きたいのか、映画を作りたいのかすらわからない・・・。

視聴ページはこちら

『ローラとの夜』(La nuit, tous les chats sont roses) 

『ローラとの夜』(La nuit, tous les chats sont roses) 
監督:Guillaume Renusson/フランス/19:45/ドラマ/2015

17歳のアリスは、自分の身体に違和感を覚えている。インターンシップの面接の前日、普段だぶだぶの衣服を着ている彼女は、母親から女性らしいタイトなスーツを着るように勧められて反抗してしまう。そんな時、彼女はローラに出会う。

※視聴ページはこちら

監督が生トーク!12/11(金)はマスタークラスを実施!

左:アリス・ドゥアール(『真西へ』監督)、右:マティルド・プロフィ(『アデュー 』監督)

また、2020年12月11日(金)11:00~12:00には、配信するショートフィルム作品の中から、思春期を迎える女性と父親の関係性を描く『真西へ』(Plein Ouest)のAlice Douard監督と『アデュー』(Un adieu) のMathilde Profit監督を迎え、SSFF & ASIAフェスティバルディレクターの東野正剛がモデレーターをつとめ、日仏の短編事情や、作品に描かれる親子関係をテーマにした「特別マスタークラス」をオンラインにてLIVE配信いたします。

フランス映画祭2020 横浜×ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
特別マスタークラス 概要
【配信日時】12月11日(金)11:00〜12:00 (予定)*生配信
【配信URL】https://www.youtube.com/c/フランス映画祭2020横浜(フランス映画祭2020 横浜公式チャンネル)
【テーマ】フランスのショートフィルムでみる親と思春期の子の関係
【対象作品】
『真西へ 』 (監督:アリス・ドゥアール)
『アデュー』(監督:マティルド・プロフィ)
『ローラとの夜』(監督: Guillaume Renusson / BSSTO作品)
【トークゲスト】アリス・ドゥアール(『真西へ』監督)、マティルド・プロフィ(『アデュー 』監督)
【モデレーター】東野正剛(SSFF & ASIA)

フランス映画祭2020 横浜 Festival du film français au Japon 2020

■会期: 12月10日(木)~13日(日)
■会場:横浜みなとみらい21地区、イオンシネマみなとみらいほか
■主催:ユニフランス
■共催:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本、横浜市
■特別協賛:日産自動車株式会社
■公式HP:https://www.unifrance.jp/festival/2020/
■ハローダイヤル:050-5541-8600(全日8:00~22:00 )

Writer:BSSTO編集部

「水曜夜は、わたし時間」
シネマな時間は、あなたがあなたに戻る時間。
「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は、毎日を忙しく生きる社会人の皆さんに、映画のあるライフスタイルをお届けします。
毎週水曜日にショートフィルムをオンライン配信。常時10本ほどを無料で鑑賞できます。
https://sst-online.jp/theater/

Share

この記事をシェアする

Related

0 0
記事一覧へ