水曜夜は
わたし時間
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【あらすじ】
4人の男とラジオをめぐる物語。フェンスを隔てて銃を向け合う4人の兵士。命をかけた睨み合いのさなか、ラジオから聞こえてくるのは、白熱した試合の中継。
【解説】
8月は戦争をテーマにした作品をお届け。中東戦争をテーマにした3部作の一つとして、イスラエルで制作された本作品。実際にイスラエルとパレスチナ自治区の境で撮影されたそうだ。
本作の演出で秀逸なのが「音」。4人の男たちは一言も発しないが、その場の状況をラジオから流れるサッカー中継が饒舌に伝える。そして物語の転換点ではプツリとラジオからの音が途切れ、静寂が訪れる。この静寂が登場人物たちのジリジリとした心理戦をうまく引き立てている。ぜひ１度だけではなく何度かみて、演出にも注目してもらいたい。
【レビュー】
・ナレーションの皮肉が効いていて、ラストの一言は世論の代弁のよう
・すんごい緊張感あって少し鳥肌立った笑
（※国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks（フィルマークス）よりレビューを引用）
Guy Nattiv & Erez Tadmor
２人はイスラエル出身の脚本家･監督。彼らが制作した短編映画『Moosh』と『Mabul』は、ベルリン国際映画祭を含む40以上の映画祭で賞を受賞。７分のドラマ「Strangers」は2004年サンダンス映画祭で観客賞を獲得し、英ガーディアン紙でも絶賛された。
