配信期間が終了しました
【あらすじ】
1985年7月、ロンドン。大小のロックスターがウィンブレーで才能を輝かせている頃、スティーブ・マリオットはパットニーの薄暗いパブで、居合わせた酒飲み達の前でステージに立つ準備をしていた。やり切れない思いとアルコールが体を巡る中、他のバンドメンバー達を待つ。その時、若いモッズとの出会いによりスティーブの魂が再び蘇る。
【解説】
英国の俳優マーティン・フリーマンが、イギリスのロックバンド「スモール・フェイセス」(Small Faces)のボーカル、スティーブ・マリオットを熱演。スモール・フェイセスは1965年から1969年まで活動、日本での認知度こそ低かったが英国ではザ・フーと双璧をなすモッズ・バンドとして成功を収めた。(モッズとは1950年代後半から60年代にイギリスで流行した音楽やファッションなどのライフスタイル、ムーブメント。モッズコートなど現在のファッションにもスタイルが残っている)
本作の舞台は1985年7月、場末の音楽パブ。立ち上げの中心メンバーにして、「名声なんかいらない」と人気絶頂だった「スモール・フェイセス」を解散させたスティーブ。その後はいくつかのバンドを立ち上げては解散し、ソロで小さな会場を回って演奏を続けていた。20世紀最大のチャリティフェスとも呼ばれる「ライブエイド」のTV中継に客が夢中になる中、一人酒を飲み、音楽論を語る。
子役としてピーター・セラーズの映画に出演するなど、映画との縁も深いスティーブ。44歳で世を去った彼だがもし生きていたら本作を観てなんと言うだろうか。
【レビュー】
・ロック以外のナニモノでもないのに同時にソウルでもある素晴らしさ
・ギターケースを持って歩く男性…私、好き…♡
(※国内最大級の映画レビューサービス・Filmarks(フィルマークス)よりレビューを引用)
Phil Davis
1979年の『さらば青春の光』を始め、40本以上の映画に出演してきたフィリップ・デイヴィス。映画『ヴェラ・ドレイク』、テレビシリーズ『SHERLOCK/シャーロック』などで高評価を得、数々の賞を受賞してきた。その活躍の場は演技にとどまらず、『ザ・フーリガン』や『Hold Back the Night(原題)』の監督としても注目されている。