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寂しい毎日を送るルーシーが、チャットルームで出会ったのは・・・ちょっとおバカな宇宙飛行士。
【解説】 (※ネタバレ注意!)
ロンドンの自宅と宇宙ステーションがつながる、という大きな設定の作品ですが、ここでちょこっと裏話。
この作品は、実は50ユーロの低予算で作られた作品で、そのお金の多くが宇宙「っぽい」背景に使用されたとのこと。
撮影場所は、主人公のルーシーも宇宙飛行士も同じ部屋にいて、宇宙「っぽい」背景も実はポスター。
ルーシーがチャットした3人の男性は、1人目が作品の撮影監督、2人目は脚本家。3人目は監督が過去に仕事を一緒にしたアニメーターだが、彼自身は撮影現場におらず、Webcamで撮影した10分ほどの映像を送ってもらって追加した。
お金はかけずともアイデアと工夫と熱意次第で面白い作品を作ることができる。
ショートフィルムの可能性を体現した作品と言えますね。
Ben Aston
ロンドン生まれ。11歳の時に人形劇の演出を手掛けた。ロンドン・キングズ・カレッジにて哲学を学んだ後、友人と制作会社を設立。