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MAGAZINE
COLUMN
May. 15, 2018

【Brillia SPECIAL FEATURE】ようこそ 我が家の 水族館へ
~アクアリウムのある暮らし、 見せてもらいました。~

東京建物Brillia が発行している会報誌『Brillia』の中から、暮らしを楽しく豊かにする情報をピックアップしてお届けします。
今回お届けするテーマは「ようこそ 我が家の 水族館へ」。

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水槽の中を優雅に泳ぐ魚や 流れに揺らめく水草を眺めていると、 気持ちがすっと、穏やかになっていきます。
暮らしの中に水のある風景を作ること。
実際に楽しんでいる方たちにお話を伺うと、 案外たやすいことだと気づかせてくれました。

インテリアにアクアリウムを取り入れている方に
ディスプレイのコツと魚や水草の選び方についてお聞きしました。

Bed Room 大好きな水の世界を 一番リラックスする スペースで愛でる (埼玉県 木村 博さん)

壮大な水草のレイアウトがアンティークのインテリアに馴染んでいる。
水槽内の世界観にこだわり、ヒーターや濾過器などはキャビネットの中に設置。

幅90㎝の水槽をベッドの脇に設置し、見事なアクアリウムを創った木村さん。水槽を置く棚は、背の高い木村さんが眺めやすいサイズにオーダーしたそう。水中にはチョコレートグラミーやブルーアイラスボラが泳ぎ、水草は約20種。帰宅後、水槽を眺めながらお酒を飲むのが至福の時といいます。ベッドルームに置くことで湿度が保たれ、加湿器いらず。「おかげで風邪をひかなくなりました(笑)」と、意外な効果も。

まずは初心者向けの水草や魚からスタート

流木を水槽のサイズにカットして利用。初心者におすすめの水草は、アヌビアス・ナナ プチ。強い光を必要とせず、成長が遅いため、こまめに手入れしなくても大丈夫。

窮屈にならないよう、魚は入れすぎないこと。餌の量が増えると水が濁ってしまい、コケが繁殖しやすくなる。ヤマトヌマエビを入れておくと、ガラスや流木についたコケを食べてくれる。

Living Room 水草を植えた 苔玉で表現する 小さな植物園

フランスのアンティーク家具の空間に、和の苔玉が粋なアクセント。
苔玉に植えたアヌビアス・ハスティフォリアは水陸両用の水草。

テラリウムにも興味のある木村さん。テーブルの上でも水草を楽しみたいと、苔玉に植えてみました。ガラスの器ならおしゃれに見え、お客様をもてなす際の話題にもなります。「おにぎりを作るように土をギュッと握り、湿らせた苔を貼り付けました」。水は器の1/4ほど張り、乾燥が気になったら霧吹きをかけてしっとりと。普段は直射日光の当たらない、風通しのいい窓辺で育てています。

小さな器や容器の中に 自然の世界を再現するテラリウム

テラリウムとは、透明な容器に植物を寄せ植えし、インテリアの装飾として鑑賞・栽培する方法。アクアリウムを楽しむ人はもちろん、初心者でも気軽に作ることができる。

雑貨感覚で簡単に取り入れられるテラリウム。電球型の容器に苔を入れ、麻紐で吊しただけ。骨董市や蚤の市で入手した雑貨とも相性よくディスプレイ。

Office Room サンゴやクラゲで人目を惹く 華やかな空間作り (神奈川県 鈴木孝宜さん)

自宅のワンフロアをオフィスルームにし、一角に水槽を設置。お客様が訪問することもあり、ショールーム的な役割も担っています。「華やかに見えるように」と、7種の熱帯魚とサンゴをメインにデザイン。キッチンのカウンターには、システムを一体型にしたコンパクトなクラゲの水槽が。癒し効果もあるクラゲを眺めていれば、ストレスも軽減されます。

魚とサンゴを最高に美しく見せるために 考え抜いた照明

赤・白・青のLEDライトで演出。魚とサンゴが映えるように、テープを貼って照明の色を調整している。

鈴木さんが代表を務める「Seal act」では、水槽のレンタルやメンテナンスを行っている。 http://www.sealact-tojo2.jp


アクアリウムを取り入れたインテリア、いかがでしたか?
アクアリウムを始めるには水温管理が簡単な5月が最適!これから迎える夏にも涼やかな気持ちでお部屋を彩ることができそうです。
みなさんのお部屋作りに生かしてみては?

 

(Photographs : Yoshiharu Otaki  / Hideki Otsuka)

Writer:住まいと暮らしのトータルブランド、Brillia(ブリリア)。

「洗練」-シンプルで上質、確かさを備えた都市の洗練。
「安心」-健やかで快適、安全の上に成り立つ、住んでからの安心。
私たちはこの2つのコンセプトを機軸にあらゆる英知と経験をBrilliaというブランドに結実させるべく住まいと暮らしについて、さまざまな視点から、さまざまな専門家とともに研究、議論、検証を繰り返してきました。
その核にあるのは、住まう方の暮らし、そして未来を輝かせたい、という思いです。

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