【Cinematic Event】八ヶ岳で開催！ 33回目を迎える
老舗野外上映イベント「星空の映画祭」

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2018年7月27日(金)〜8月19日(日)、長野県八ヶ岳山麓で「第33回 星空の映画祭」が開催される。1981年にスタートした老舗の映画祭として地元の住民や地元映画館の手で運営されてきた本イベント。一時休止の期間を経て、2010年に世代交代をして復活した。今年も夏休みの名物企画として最新の話題作から名画までラインナップし、八ヶ岳山麓に賑わいを生む。いよいよ夏本番。家族や友人と旅行を兼ねて訪れてみたい。

「星空の映画祭」とは？

1981年にスタートし、その後27年間に渡って原村の夏の風物詩のひとつとして多くの人に愛され続けてきた星空の映画祭。映画をとりまく環境・状況の変化から2007年に惜しまれながら幕を閉じたが、4年後の2010年、「星空の映画祭」を見て育った地元住民やそれに共感した県内外のメンバーによるボランティアベースでの復活開催が実現。
有志による手探りでの運営の中「星空の映画祭らしさ」の追求と「ファンの獲得」に取り組み、復活6年目となった2015年には7,000人を超える来場者数を記録し、毎年多くの人々にここでしか味わえない「星空の映画祭」という体験を届けている。

メジャー作品から映画通好みの作品まで幅の広いラインナップ

今年の上映作品には『リメンバー・ミー』や『グレイテスト・ショーマン』など、今年の劇場公開話題作が登場。家族みんなで楽しめる。また、ミニシアターを中心に上映され好評を博したアキ・カウリスマキ監督の『希望のかなた』をフィルム上映。映画ファンにとっても注目のラインナップだ。

日本一標高の高い映画館！？

会場のある長野県原村は、東京から車で約2時間半ほど。八ヶ岳の裾野のなだらかな傾斜地に広がる高原の村だ。東には八ヶ岳連峰の雄大な自然を見ることができる。
会場となるのは「八ヶ岳自然文化園」（原村17217-1613）園内の野外ステージで、1981年の第1回開催から同じ場所での上映を行っている。半円系の座席に正対する野外ステージにおおよそ幅11m、高さ5mのスクリーンを張り、5.1チャンネルの音響を設置し上映。映写は会場後方にある映写小屋から常設の35mmフィルム映写機およびデジタルシネマプロジェクターによって投影される。
上映は毎日20時から。上映が終わって夜空を見上げれば、満天の星を見ることができるだろう。

夏休みは都会の喧噪や熱気から離れて、高原で映画を楽しむ。そんな過ごし方をしている読者の皆さん、今年はキャンプやトレッキング、高原リゾートと組み合わせて映画を観る休暇はいかがだろうか？