映画によってもたらされる幸福感。
それは他に類を見ない特別な心の高揚だ。
そしてお菓子もまた、他に類を見ない特別な幸福をもたらしてくれる存在ではないだろうか。
『映画』と『お菓子』
そんな愛すべき2つを掛け合わせる事によって心に鳴り響く幸福の汽笛。
このコラムは、特定の映画に似合うお菓子を開発または発見し、それを味わいながら作品に触れる事で、登場人物や作品を、より理解したり、より幸福感を感じられるような『幸せの方程式』を見つけていこうというコラムだ。
現在ブリリア ショートショートシアター オンラインでは「さよなら、子供だったあの夏」をテーマに、複雑な心模様を描くドラマ作品4作品が特集配信されています。
今月の「映画とお菓子の方程式」もそれに合わせ、少年が”どんな大人になりたいか”を見つけていく心温まる物語『ウォルター少年と夏の休日』。こちらの作品をお菓子とマリアージュ。
8月。晴れ渡る青い空とわた飴のようなモコモコの雲。これぞ夏空。そして赤い夕焼け。ゆっくり流れる雲のように、ゆったりとお読みいただけたら幸いです。
© 2003 NEW LINE PRODUCTIONS, INC. ALL RIGHTS RESERVED.
・あらすじ
父親のいないウォルター少年は、夏休みの間だけ田舎の家に預けられた。そこにはテレビもないし、友達もいない。あるのは広い大地と動物たち、無愛想で頑固者のおじさん二人だけ。そんな生活になかなか馴染めなかったウォルターは、ある晩、屋根裏部屋で古い女性の写真を見つける。そして、それをきっかけにおじいさんの謎めいた過去につながる、夢物語のような冒険に乗り出していくことに…。
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私も子供の頃は早く大人になりたいなぁ、、、と常々思っていて、最終的に辿り着いた目標があぶない刑事の舘ひろしさんや柴田恭兵さんのようなダンディまたはセクシーな大人だったのですが笑、
この映画においては、ウォルター少年が”どんな大人になりたいか”を見つけていきます。
とってもクセの強いおじさんたちとの暮らしの中でウォルター少年は何を学び、心に何を宿したのか、ウォルター少年の夏の1ページをぜひウォルター少年と同じ子供の目線で体験して観てください。忘れてしまっていた大切な何かを思い出すかもしれませんよ。
そして、大人が老いていくのもまた大人になると言えるのかもしれません。この作品には”老いること”って、衰えることじゃなくて、人生をより味わえるようになることなんだよね。という語り口もあり、老いを”人生の終盤”ではなく、“人生が最も熟す季節”として語られています。
「老いるとは、できないことが増えることではない。自分らしく生きた日々が、誰かの心に残る物語へと変わっていくことなのだと。」
そういうメッセージを胸に私も老いていきたいと思いました。
ぜひ観てみてくださいね。
それでは今月はこの素敵な映画をお菓子にしてみましょう。
今回も”映画の余韻に包まれながら食べたい”というコンセプトだ。
先日、結婚祝いに友人達から頂いたこのかき氷機。「どうしてもこれを使って遊んでみたい。」という私用とお仕事がバランスよく公私混同したお菓子を今月は作っていこうと思う。
シャリシャリからフワフワまで色々なかき氷が作れてしまって楽しすぎちゃって遊びすぎちゃって何度もお腹を下しながら完成したのがこちらのかき氷だ。
ベースの氷は、少しシャリ感を残した氷。
田舎の夏祭りで食べるような、どこか懐かしい食感に。
シロップは、はちみつとキャラメルで作った黄金のソース。おじさん達が暮らすテキサスを感じさせる。
アクセントに、おじさんたちのように無骨で噛むほどに味が出るローストナッツを少々。
そして中心にはバニラアイスを。
この映画の中心を飾るおじさんたちの夢のような昔話のように。
ほい!
ジャンジャガジャーン!
映画『ウォルター少年と夏の休日』の余韻を膨らませてくれまくるかき氷”テキサス・スペシャル”の完成だ。
ん~、美味しくて、、、テキサス♡
そして、今月のBSSTOでは 「さよなら、子供だったあの夏」をテーマに複雑な心模様を描くドラマ作品4作品が特集配信されています。その中からおすすめ作品をピックアップ。
お姉ちゃんと私 / That’s My Sister
〜偏見を、リズムで塗りつぶせ〜
製作国:カナダ
ジャンル:コメディ
上映時間:約14分
配信期間:2026/8/12~2026/11/12
【あらすじ】
ダウン症のティーン、カミーユはセミプロのダンスカンパニーで踊ることを夢見ている。オーディション当日、彼女に付き添った妹のアガットは、社会に残る偏見を目の当たりにする。愛と怒りは、それぞれのリズムで踊り出す。
【ひとくちメモ】
やっぱり笑顔になれる作品が好きです。カミーユの可愛らしさとアガットも優しさに笑顔をいただきました。ぜひご覧下さい。
いかがでしたでしょうか。
今月も「映画とお菓子の方程式」をお読みくださりありがとうございます。
少し早めの夏休みをすごしています。ここは富士山の近くのスキー場で、夏場はマウンテンバイクやスケボーみたいなので遊べるようになっています。山頂から下るコースにはそこら中にシカのう〇こトラップが仕掛けられていて、転んだら終わりのかなり危険なコースでしたが、何とか無傷で終える事が出来ました笑。自然って気持ちいいですね。
それではまた筋肉痛が治った9月のダイスケおじさんの「映画とお菓子の方程式」でお会いしましょう。
Writer:ダイスケおじさん(インスタグラマー)
はじめまして。インスタグラムでユーモアたっぷりに映画の紹介をしています。長い独身生活で育ってしまった料理の腕前を活かし、皆さんの映画ライフを少しでも幸せなものに出来たらと思いこのコラムを執筆する事にしました。
ホッコリと味わっていただけたら幸いです。
Instagram:@daisuke.ojs