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国内屈指のショートフィルムの祭典、札幌国際短編映画祭。
13回目の開催となる今年は、北海道内から応募のあった34作品を含め、106もの国と地域から集まった3,604作品より厳選したショートフィルムが10月10日(水)のオープニングセレモニーを皮切りに上映される。
(左から)サンドウィッチマンの伊達みきお氏と富澤たけし氏
お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の名作コント2本(『花嫁のスピーチ』『聞き込み』)をショートフィルムとして映画化!
サンドウィッチマンの富澤たけしが監督を務め、伊達みきおが役者として出演するほか、『花嫁のスピーチ』のヒロインに福田沙紀、『聞き込み』のヒロインに川村ゆきえ、上司役に札幌の劇団から納谷真大も出演。
オール北海道ロケで撮影されたこの話題作は、今回が北海道の劇場初上映となるが、サンドウィッチマンの爆笑ネタがどのようなショートフィルムに生まれ変わるのかに注目したい。
『花嫁のスピーチ』
『聞き込み』
そして、低予算のインディーズ映画でありながら全国で150万人を動員した話題の長編映画『カメラを止めるな!』上田慎一郎監督の原点となるショートフィルムからは、衝撃のコメディ『彼女の告白ランキング』や『正装戦士スーツレンジャー』といった作品も上映されるので、『カメ止め』ファンは必見だ!
上田慎一郎監督作品『正装戦士スーツレンジャー』
毎年6月に東京で開催し、今年で20周年を迎えた米国アカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」より、その20年の歩みを記念し厳選したアニバーサリー・プログラムを特別上映!
上映されるのは、『シェイプ・オブ・ウォーター』のサリー・ホーキンス主演、米国アカデミー賞最優秀実写短編映画賞を受賞したドラマ『一本の電話』や、名優ジャック・レモン主演の感動の名作『子犬売ります』、『ブレードランナー2049』のドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の豪華短編『華麗なる晩餐』など珠玉のラインナップだ!
『一本の電話』
『華麗なる晩餐』
デイビッド・ナカバヤシ氏(ILMクリエイティブ・ディレクター)
『スター・ウォーズ』『アベンジャーズ』『レディ・プレイヤー1』等のVFXを手掛けるIndustrial Light & Magic(ILM)所属のクリエイティブ・ディレクター デイビッド・ナカバヤシ氏が、ハリウッド超大作に欠かせないVFXの仕事について語る貴重なセミナーも実施される。
参加は無料なので、映画関係者はもちろん、クリエイターを目指すいろいろな人に聞いてもらいたい!
いかがだっただろうか。
この他にもお酒を飲んで大騒ぎしながらの鑑賞を推奨する「酔っぱらいプログラム」や、地元北海道出身の監督作品を集めた「北海道セレクション」など、北海道ならでは(!?)の企画も目白押しの札幌国際短編映画祭。
ぜひショートフィルムの現在を感じに出かけてみてはいかがだろうか?
第13回 札幌国際短編映画祭
開催時期:
「プログラム上映」2018年10月11日(木)~14日(日)
「オープニング・イベント」2018年10月10日(水)
「アワードセレモニー」2018年10月14日(日)
「アワード上映・特別上映」2018年10月19日(金)~21日(日)
開催場所(会場):札幌プラザ2・5(札幌市中央区南2条西5丁目)
チケット:
「前売券」1プログラム券1枚 1,100円、3枚 2,500円、4枚 3,000円、VIP券(20回分チケット冊子)8,000円
「当日券」1プログラム券 1,300円、3枚 3.300円 など。
主催:No Maps実行委員会