2019年7月20日(土)から7月28日(日)まで、環境省が認定した日本一の星空を誇る、長野県阿智村にて、星空とショートフィルムが楽しめる「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 in 阿智 ‐日本一の星空映画祭‐」が開催されます。
本記事では映画祭と、開催地である阿智村についてご紹介していきます。
長野県阿智村は、人口約6,500人の小さな村。
以前は温泉を目的に多くの観光客が訪れていましたが、近年では客足も遠のき、他に大きな産業もなかった村は、高齢化や過疎化が進んで地域全体が衰退の危機に直面していました。
そこで地域を活性化するため、2012年より地域の宝である満天の星空をプロモーションする「星の村づくり」を敢行!
村内にあるスキー場を舞台に、ゴンドラで標高1,400m地点まで暗闇を進んだ先に辿り着く街の光が届かない山頂で、満天の星空とガイドによるトークが楽しめる「天空の楽園日本一の星空ナイトツアー」を開催してきました。
初年度は約6,500人だった来場者が、5年目には年間来場者が10万人を超え、現在も多くの来場者が訪れています。
そしてこの星空をより多くの方に知っていただくために、「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2019 in 阿智 -日本一の星空映画祭-」が開催されることになりました。
阿智村は、環境省が実施する全国継続星空観察において、平成18年度に星が最も輝いて観える場所第一位に選ばれました。
長野県の南端にあり、周囲を山に囲まれ標高410mから2,191mまでの高低差のある山間地のため、美しい夜空を見ることができます。
特にきれいに夜空を観ることができるのは、標高1,400mの高原で日本一の星空を眺める「天空の楽園 日本一の星空ナイトツアー」。ロープウェイで標高1,400m地点まで星空遊覧を楽しみながら山頂を目指し、合図と共に一斉に照明が消灯されると、手が届きそうな無数の星々が輝き、街中では決して見ることができない圧巻の光景が広がります。
阿智村の魅力は夜だけではありません。ゴンドラとリフトを乗り継いで標高1,600mの展望台へ行けば、登山客も垂涎の遠く南アルプスまで広がる幻の「雲海」が!まさに「天空の楽園」と呼ぶに相応しい感動の景色が待っていますよ。
星が瞬く静寂の夜から、暖かな光が辺り一面を包み込む朝へと移り変わる姿。
秋を迎える10月は、山々を赤く染める紅葉。11月には南アルプスの冠雪と、多くの感動の瞬間に出会えるこの時期限定の特別イベントも目白押しです。
春の阿智村は、4月中旬から5月上旬にかけ、あたり一帯が桃源郷へと変化します。
花桃は観賞するための桃で、阿智村では紅白ピンク3色に咲き分ける「3色花桃」が多く植栽されているため、10,000本の花桃が植えられている「はなもも街道」といわれる国道256号線は、約40kmに渡って春限定の美しいドライブコースとして賑わいます。
ロープウェイで標高800mから1,400mまで、南アルプスを一望する景色を楽しむことができます。山頂駅からの遊歩道では、春の山野草や高山植物が芽吹き、「森林セラピーロード®」に認定された「いわなの森遊歩道」や「水芭蕉の小径」には、約1万株の水芭蕉の大群生が見られます。ここは冬はスキー場、夜は日本一の星空が観られる会場にもなる施設です。
自然の魅力がぎっしりつまった長野県阿智村。日本一と謳われる満天の星空の下で観るショートフィルムには感動すること間違いなし!ぜひロマンチックなひと時に出会うため、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ショートショートフィルムフェスティバル& アジア2019 in 阿智-日本一の星空映画祭-
日程:2019年7月20日(土)~7月28日(日) 9日間
場所:
①天空の楽園日本一の星空ナイトツアー会場
富士見台高原ロープウェイヘブンスそのはら〒395-0304 長野県下伊那郡阿智村智里3731-4
②日本一の星空浪合パーク会場
〒395-0501 長野県下伊那郡阿智村浪合1192-356
お問合せ:阿智☆昼神観光局0265-43-3001
WEBサイト:http://info.sva.jp/shortshorts/