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Aug. 20, 2019

【Cinematic Event】「博物館で野外シネマ」9月20日、21日に開催!
今年の上映作品は『この世界の片隅に』

ブリリア ショートショートシアター オンライン では本イベントのご紹介のみ行っております。本イベントについてのお問い合わせは主催者までお願いします。

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2019年9月20日(金)、21日(土)、東京国立博物館にて「博物館で野外シネマ」が開催されます。毎年恒例となった本イベントは今年も移動映画館キノ・イグルーがプロデュース。上映作品は、こうの史代氏による原作を、片渕須直監督が映画化した『この世界の片隅に』(2016年)です。ぜひ夏の終わりの思い出に訪れてみてはいかがでしょうか。

5000人で同じスクリーンを眺める唯一無二の映画体験

2014年に始まった「博物館で野外シネマ」は、東京国立博物館に「まだ行ったことがない」「なかなか行く機会がない」という方に、映画を見ながら博物館の雰囲気を味わっていただこうと企画されているイベントです。2018年は9月22日に行い(21日は雨天中止)、約5,100人が来場しました。

博物館前に設置されたスクリーンに投影される映画は、1,000席程度の座席のほか、芝生などにレジャーシートを敷いて鑑賞することができます。当日は、22時までの特別夜間開館が実施し、映画鑑賞後も展示室をゆっくりと観覧することができます。会場内に並ぶバラエティーに富んだキッチンカーのクラフトビールやフードを片手に博物館で秋の夜長を満喫しましょう。

今年の上映作品は2016年大ヒットアニメーション『この世界の片隅に』

〔©︎〕こうの史代・双葉社/ 『この世界の片隅に』製作委員会

上映作品の『この世界の片隅に』は、こうの史代氏による原作を片渕須直監督が映画化し、いまも異例のロングラン上映が続く大ヒット作品。今年12月には、新規場面が追加された別バージョンの作品として『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』が公開されることでも話題です。

『この世界の片隅に』 (2016年 監督:片渕須直、原作:こうの史代)
<あらすじ>
18歳のすずさんに、突然縁談がもちあがる。
良いも悪いも決められないまま話は進み、1944(昭19)年2月、すずさんは呉へとお嫁にやって来る。呉はそのころ日本海軍の一大拠点で、軍港の街として栄え、世界最大の戦艦と謳われた「大和」も呉を母港としていた。
見知らぬ土地で、海軍勤務の文官・北條周作の妻となったすずさんの日々が始まった。
夫の両親は優しく、義姉の径子は厳しく、その娘の晴美はおっとりしてかわいらしい。隣保班の知多さん、刈谷さん、堂本さんも個性的だ。
配給物資がだんだん減っていく中でも、すずさんは工夫を凝らして食卓をにぎわせ、衣服を作り直し、時には好きな絵を描き、毎日のくらしを積み重ねていく。
ある時、道に迷い遊郭に迷い込んだすずさんは、遊女のリンと出会う。またある時は、重巡洋艦「青葉」の水兵となった小学校の同級生・水原哲が現れ、すずさんも夫の周作も複雑な想いを抱える。
1945(昭和20)年3月。呉は、空を埋め尽くすほどの数の艦載機による空襲にさらされ、すずさんが大切にしていたものが失われていく。それでも毎日は続く。
そして、昭和20年の夏がやってくる――。

大きな映画館でも一度に同じスクリーンに向かうのは400人程度。大人数で映画を観ることのできる野外上映会の中でも5000人超という数はとても大規模です。夏も終わりに近づき、涼しい夜風に秋がはじまりを見せる夜。ぜひご家族やお友達と一緒にすずさんの世界へと入り込んでみてはいかがでしょうか。

「博物館で野外シネマ」開催概要

日時:9月20日(金)、21日(土)19:00~(上映時間:130分程度)
※当日は22:00まで特別夜間開館(入館は閉館の30分前まで)
会場:東京国立博物館(上野公園) 本館前
※雨天時は中止 (中止時は、当日朝10:00までにTwitter等で告知)
料金:無料(ただし当日の入館料が必要)
参加方法:事前の申込は不要。当日会場にお集まりください。

東京国立博物館

1872年創立の日本でもっとも長い歴史を誇る博物館。収蔵する文化財は11万9,000件以上。日本から中国、朝鮮半島、西アジア・エジプトまでの地域を網羅し、土器や土偶などの考古遺物から浮世絵や刀剣、甲冑、近代絵画など、日本の美術史をたどることのできるコレクションです。

上映日当日、東洋館では「博物館でアジアの旅 ラブラブアジア」と題し、古代地中海世界から東アジア世界に至るまで、愛をテーマとしたさまざまな作品を展示する企画も実施しています。「愛」という言葉ほどたやすく使われながらも、その意味が深いものはないでしょう。愛は人間の根源的な感情であるがゆえに、愛の対象、性と愛、恋と愛など、その交わりのかたちもさまざまです。古今東西の人々が愛をどのようにとらえてきたのか、あるいは表現しようとしてきたのかを探ってみてはいかがでしょうか。

所在地:東京都台東区上野公園13-9
TEL  :03-5777-8600(ハローダイヤル)
オフィシャルサイト:https://www.tnm.jp/
入館料:一般  620円
大学生 410円(キャンパスメンバーズ加入校・対象学生は無料)
※高校生以下および満18歳未満、70歳以上の方、障がい者とその介護者各1名は無料。

Writer:BSSTO編集室

「暮らしにシネマチックなひと時を」
シネマな時間は、あなたがあなたに戻る時間。
「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は、毎日を忙しく生きる社会人の皆さんに、映画のあるライフスタイルをお届けします。
毎週金曜日にショートフィルムをオンライン配信。常時10本ほどを無料で鑑賞できます。
https://sst-online.jp/theater/

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