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Apr. 07, 2021

【DIZの薦めるショートフィルムの世界】第12回:DIZが薦める4月のショートフィルム

こんにちは、DIZです。4月になり、環境がガラッと変わる人も、そうでない人も、この季節は心機一転、新しい気持ちになりますよね。不安と期待が入り混じる、今この時期にオススメしたいショートフィルムを3作品ピックアップしてみました。
新生活の緊張をほぐしてくれたり、重大な選択に迫られた時に勇気をくれたり、新しい環境でストレスを抱え込んでしまう時に観てほしい、素敵な作品たちをご紹介します。

新生活の緊張をほぐすなら 『同僚と』

『同僚と / Work Mate』
(オーストラリア/約19分)

【あらすじ】
内向的なブルースは新しい盲目の同僚にサイクリングに誘われるが、必死でそれを阻止しようとする。

新社会人になったり、進学したり、転職などで環境が変わる時は、誰もが慣れるまでの間に不安を感じるものだと思います。そんな新生活の不安を吹き飛ばしてくれるような、爽やかで優しい気持ちになれる作品です。内向的な性格のため、職場で誰とも打ち解けることができない主人公・ブルース。隣の席にやってきた盲目の新入社員と交流を交わしていく中で、今まで知らなかった自分自身に出会う素敵なストーリーがきっと、新生活の緊張をほぐしてくれるはず。

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自分自身と向き合って選択しよう 『言葉にならない』

『言葉にならない / Words Unspoken』
(フランス・ベルギー/約15分)

【あらすじ】
ジョンは小さいころから自分で物事を決めることができない。しかし今日、すべては変わった…

“人生は選択の連続”―そんな言葉を聞いたことがありますか?どんな小さなことでも、何かを選択する時は、同時に責任も伴います。4月からの新しい世界で、大きな選択を迫られる時もあるでしょう。そんな時、この作品を観てほしいと思います。大きな責任を伴う選択も、しっかりと自分自身と向き合うことで正しい道を選べるはず。後悔しない選択ができるようになるヒントが込められています。

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頼る勇気を教えてくれる 『一瞬の出来事』

『一瞬の出来事 / Blink』
(フランス/約6分)

【あらすじ】
1990年代。神経質で恥ずかしがり屋の青年、アーサー。ある日彼は問題に直面していた。彼のチェロが車のトランクに入りきらないのだ。

新しい環境では、無理をしてしまいがちですよね。自分一人で抱え込んで、誰にも相談できない。そんな経験をする時もあると思います。そんな時、本作の強烈な”一瞬の出来事”が教えてくれる教訓を覚えていて欲しいと思います。誰かに助けを求めたり、頼ったりすることは、恥ずかしいことではない。一人ではできないこと、わからない時は、誰かに頼る勇気も必要、と教えてくれる作品です。

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今回は、新生活を前向きに頑張っていけるパワーをくれる、オーストラリア、フランス、ベルギーの作品をご紹介しました。
新しい環境に慣れるまでは、大変なことも多いと思いますが、サクッと気軽に楽しめるのに、充実感を味わえるショートフィルムに癒されて、また明日に向かって頑張れますように。

Writer:DIZ(ディズ)

映画の素晴らしさを広めるため、日々SNSで活動中。
映画と映画ファンをつなぐイベント“コスプレイヤーワン”、“アバウトタイムウィズ”など多数主催。
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