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長野県原村、八ヶ岳のすそ野に広がる高原の地で毎年夏に開催されている「星空の映画祭」。今年で第34回を迎える同映画祭が、2019年7月26日(金)~8月18日(日)(8月 2、3日は休映)に開催されることが発表されました。
今年は運営者の代替わりで現在の体制になってから10周年を迎えます。最新作や話題作から名作までをラインナップとして揃える他、これまでの「星空の映画祭」の歩みを振り返るトークイベントも開催される予定です。
ちょっと気が早いかもしれませんが、「令和」の最初の夏休み、自然の中で観る映画体験に出かけてみてはいかがでしょうか?
1984年に地元有志と長野県茅野市の映画館主が発起人となり、その後24年間に渡って別荘地・原村の夏の風物詩として多くの人に愛されてきた「星空の映画祭」。映画をとりまく環境・状況の変化から 2007年に惜しまれながら幕を閉じましたが、4年の中断を経て、「星空の映画祭」を見て育った地元住民やそれに共感した県内外のメンバーなどボランティアの手で復活開催が実現。
有志による手探りでの運営の中「星空の映画祭らしさ」を追求し、復活8年目となった2017年には約1万人の来場者数を記録。毎年多くの人々にここでしか味わえない「星空の映画祭」という体験を届けています。
「星空の映画祭」の特徴は、本格的な上映環境にあります。映写は、1984年の発足から一貫して茅野新星劇場館主・柏原昭信氏が担っています。会場も第1回から変わらず、八ヶ岳自然文化園野外ステージ。半円系の座席に正対する野外ステージにおおよそ幅 11m、高さ5m のスクリーンを張り、5.1 チャンネルの音響を設置し上映を行います。映写は会場後方にある映写小屋から常設の 35mm フィルム映写機およびデジタルシネマプロジェクターによって投影されます。
頭上には八ヶ岳の澄んだ空気の向こう側に満点の星が広がるロケーションです。
何もない原っぱから映画祭をはじめた第1世代である柳平二四雄氏、新星劇場の柏原昭信氏、そして映画祭復活に奮闘した第2世代である実行委員長・武川寛幸氏の3人によるトークショーにて、星空の映画祭を振り返ります。また今年の映画祭を10倍楽しむための映画談義もお届けするとのこと。
地域で作る野外映画祭。そのストーリーを当事者から聞くことができる貴重な機会です。
会場:八ヶ岳自然文化園「デリ & カフェ「K」」https://k-haramura.com/
日程:2019年7月14日(日)18時-20時
料金:入場無料(別途ワンオーダー)
柏原昭信氏
近くにはペンション村もあり、泊まりがけの旅行がお勧めです。スケジュールや上映作品などは追って発表されるとのこと。今後の情報に注目です。
第34回 星空の映画祭 開催概要
会場:八ヶ岳自然文化園野外ステージ(長野県諏訪郡原村 17217-1613)
会期:2019年7月26日(金)~8月18日(日) (8月2,3日は休映)
時間:開場:19:00/スタート:20:00/雨天決行
料金:
【前売り券】一般1,000円/小中学生500円
【当日券】一般1,300円/高校生1,000円/小中学生500円
障がい者(付き添い1名まで)1,000 円
前売券販売場所:八ヶ岳自然文化園/茅野新星劇場/チケットぴあ(予定)ほか
上映作品:6月中旬より随時発表(ウェブサイト、SNS 等)
主催:星空の映画祭実行委員会
特別協力:八ヶ岳自然文化園、茅野新星劇場