新型コロナウィルスの流行に伴う外出自粛と飲食店などの営業自粛。この夏はイベントごとの多くも中止になりました。多くの人が今も荒波の真っただ中にいます。そんな中でも希望を見失わず、一人一人の立場でできることに力を絞って取り組んでいく動きが世界中のあちこちで起こっています。
この秋から来年春にかけて、東京都青梅市では地元の商業者を中心に、ショートフィルムで地域を盛り立てる上映会が行われます。その名も「CINEMA made in Omeプロジェクト」。Brillia SHORTSHOTS TEHATER ONLINEを運営する(株)ビジュアルボイスでは、ショートフィルムの総合ブランド「SHORTSHORTS」として、ショートフィルムの提供という形で本プロジェクトの開催を応援します。
青梅の名前の由来となった梅の木があるお寺「金剛寺」や、東京の地酒として全国区で知られる“澤乃井”の「小澤酒造」、御岳渓谷をのぞむ宿「A-flow」など、その土地ならではのロケーションが上映会場となります。
青梅で採れたもの、地元のお店がつくったものを食べながら、会話をして、乾杯をして、そして場所にマッチしたセレクションのショートフィルムを観る。コロナ禍でお預けになっていた「祭り」「ハレ」の場が、ショートフィルムを軸にして生まれます。(※開催日等は主催者のウェブサイトにてご確認ください)
金剛寺
小澤酒造
このイベントを主催するのは、地元で商売を営むシフォンケーキ屋さんや喫茶店店主、ラフティングインストラクターらでつくる実行委員会。以前にBSSTOでインタビューした青梅出身の移動シアターJourney Screenの足立勇馬さんも名を連ねています。1983年生まれの実行委員長・本橋あいさんは、青梅駅近くの中華料理店の娘で、ニューヨークに住み日本酒のプロモーションに携わった国際派。2019年に帰国してからは、at omeという屋号で、青梅へのインバウンド観光客の誘致を軸とした活動を行っているそうです。緊急事態宣言中には、地域の飲食店と連携してお弁当販売を実施。地元・青梅で精力的に活動を展開されています。
今回のイベントの資金調達は、クラウドファンディング 、協賛金、募金、自己資金で賄うとのこと。現在、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて参加チケットなどをリターンにしたプロジェクトを実施中です。
食パンと乾電池
青梅を愛する本橋あいと阿部悠友で立ち上げたチーム
「青梅と祭りと映画」をテーマに、SHORTSHORTSとタッグを組んで、青梅のあちこちで開催される「ショートフィルム」を中心にしたイベントを企画しています。
オフィシャルWEBサイト:https://sandk-ome.com/
Writer:BSSTO編集部
「水曜夜は、わたし時間」
シネマな時間は、あなたがあなたに戻る時間。
「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は、毎日を忙しく生きる社会人の皆さんに、映画のあるライフスタイルをお届けします。
毎週水曜日にショートフィルムをオンライン配信。常時10本ほどを無料で鑑賞できます。
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