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MAGAZINE
INTERVIEW
Aug. 14, 2018

【FRONT RUNNER】お盆休みインタビュー記事をまとめて読もう!
~映画体験を作る人たち編~

お盆休み真っただ中。連休を取って帰省をされていたり、旅行に出かけていらっしゃる方も多いかと思います。
そこで今回は、渋滞や電車の待ち時間に読めるインタビュー記事を、過去の配信記事の中からえりすぐってお届けします。

自分の好きな映画の話を当たり前にできるようにしたい
〜全国を旅する映画館キノ・イグルーのライフワーク〜

有坂塁さん

全国で移動映画館を開催するプロジェクト「キノ・イグルー」。東京・上野の国立博物館で映画『時をかける少女』(細田守監督)を上映した「博物館でシネマ!」や、恵比寿ガーデンプレイスの広場で連夜映画上映をした「ピクニックシネマ」など、屋外上映を企画する団体としてご存知の方も多いでしょう。フォトジェニックな映画体験を作るフロントランナーともいえます。
イケイケの企画集団か?と思いきや、代表の有坂塁さんは朴訥とした穏やかな人柄の人物。6000人集客のイベントを企画しながら、代々木上原のギャラリーで1対1の個人面談「あなたのために映画をえらびます。」を開催してもいます。映画の観ることの価値とは?流行に左右されない哲学を聞きました。

※「前編」入門編。深い哲学は「後編」にでてきます。

お気に入りがつまった夢の箱
「映画と本とパンの店・シネコヤ」に聞く映画のある暮らし

竹中翔子さん

皆さんはお気に入りの映画はお持ちでしょうか?お気に入りの本は?食べ物は?音楽は?-好きなものに囲まれたお気に入りの場所を作りたい。そんな夢を描いたことのある方は多いと思います。
海水浴場や水族館を訪れる観光客で賑わう片瀬江ノ島の一駅隣、鵠沼海岸の商店街に「映画と本とパンの店・シネコヤ」があります。写真館だった建物をリノベーションしてできた場所で、1階には自家製酵母パンの美味しいパン屋、1階奥と2階は20席弱の貸本屋で映画も流れています。1日券を買って映画と本をゆっくりじっくり味わうことのできる夢のような空間です。
地元藤沢市出身のオーナー・竹中翔子さんは、お気に入りを詰め込んだ夢の箱を自らの手で形にした人物。竹中さんが持っていたものは、地域の映画館が閉館してしまった街で、映画のある場所をつくるという夢。そして、子どものころから大好きだった古本に囲まれた空間を作る夢。夢の実現に向けてどういった道を歩んできたのか、シネコヤで実現したいことは何か。日差しが暖かくなってきた早春の午前、シネコヤを訪ね話を聞きました。

文化で「つながりの場」をつくる
〜逗子・CINEMA AMIGO館長に聞く映画と地域の関係〜

長島源さん

東京からJR横須賀線に揺られること約1時間。神奈川県逗子市は海と山に囲まれた自然豊かな街です。東京や横浜のベットタウンという性格も持ちながら、湘南カルチャーに惹かれて移住する住民も多く、道ゆく人々や町並みからはどことなく明るく自由な雰囲気が伝わってきます。
そんな逗子の砂浜近くに建つ小さな映画館が「CINEMA AMIGO」(シネマアミーゴ)です。民家を改装して作った館内は21席の1スクリーン。キッチンとバーカウンターが併設されていて、飲食をしながら映画を楽しめます。街の雰囲気を象徴するようなゆったりとした映画体験を求め、地元のみならず首都圏一円から多くの人々が訪れます。
なぜ、逗子で映画館を作ろうと思ったのか。普通の映画館ではないCINEMA AMIGOならではのコンセプトはなにか。館長の長島源さんに話を聞きました。

白濱亜嵐主演のショートフィルムを監督
安藤桃子が高知で起こす革命とは?

安藤桃子さん

父・奥田瑛二、母・安藤和津、妹・安藤サクラという映画一家に生まれた安藤桃子さん。ロンドン大学芸術学部を次席で卒業後、ニューヨークで映画づくりを学んだ国際派の映画監督です。そんな安藤さんが、映画『0.5ミリ』の撮影を機に高知県に移住し、小さな映画館を立ち上げました。なぜ世界の舞台から日本の田舎に場を移したのか。なぜ、映画館なのか。新作映画『ウタモノガタリ』の完成披露試写会のために来京した安藤さんに、話を聞きました。

いかがでしたか?
インタビューした方はどなたも、自分の夢を思い描いて形にする努力をしてきた人たちでした。そしてその表情、語りはとても生き生きとしていて、自分の人生を生きることの面白さを伝えてくれます。

BSSTOでは、今後も新しい映画体験を作るフロントランナーたちにインタビューを重ねていきます。「ここ、取材してみてはどう?」など情報がありましたら是非お寄せください。

Writer:BSSTO編集室

「暮らしにシネマチックなひと時を」
シネマな時間は、あなたがあなたに戻る時間。
「ブリリア ショートショートシアター オンライン」は、毎日を忙しく生きる社会人の皆さんに、映画のあるライフスタイルをお届けします。

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